オーラルフレイル
オーラルフレイルとは加齢による口腔機能の低下のことです。
頬っぺたを咬みやすくなることから始まり、滑舌の低下、食べこぼし、むせやすくなります。
口腔機能の低下とはお口の周りの筋肉が衰え、食事をすると疲労感が出ることです。
食べることで疲労が出ますと、食べる量が減り、お口の周りの筋肉が低下し、食べるとさらに疲れが溜まり、
さらに筋肉量が低下する、負のスパイラルに陥ることです。
令和4年より、検査の対象年齢が65歳から50歳に下がり、国家でも健康課題の重要事項のひとつとなっております
当院では、すべての検査機器を揃え、健康寿命を延ばす手助けをできればと存じます。
①口唇閉鎖力を測定
りっぷるくんは測定時の「引っ張る方向の不一致」と
「測定開始位置」のバラつきを少なくした口唇閉鎖力測定器です。
「りっぷるくん」を活用し、お口を閉じる筋肉力を測定します。
②舌の運動機能を最大舌圧として測定します。
舌でポンプを潰す力を測定します。
③咀嚼能力を検査します。
「グルコセンサーGS Ⅱ」
グミを20秒咬んで潰した形を測定する咀嚼能力検査装置です。
咀嚼能力の数値化により、術前後の咀嚼能力の比較が行えることで、治療経過の把握をすることが可能です。
④咬合力を測定します。
「デンタルプレスケールⅡ」
咬合力を可視化し、客観的に把握することができる咬合力分析システムです。
咬合力分析システムは、咀嚼機能の根源である咬合力を、患者さんへの負担も少なく、簡便・短時間で測定することができるシステムです。
U字のフィルムを咬んでスキャナーに読み込み、色の濃さにより咬む力を測定します。
⑤咀嚼機能の回復の程度を測定します。
「モーションビジトレーナーV-1」
近赤外線LEDを使った下顎運動解析装置です。
顎の運動を三次元計測することで客観的に診査することが可能です。
⑥口腔内の水分量を測定します。
「ムーカス」
舌の湿度を測定し、口腔乾燥状態を評価します。